普段何気なく飲んでいるお茶が日本人にとって定着した普及品であることから日本人に欠かせないものとして、また日本人のやり方にあったかたちで発達してきたことを考えます。
中国で発見されて飲まれていた緑茶が日本に導入され最初は一部の貴族達によって飲まれ中世を通じて、闘茶、侘びちゃ、茶道といった日本茶の文化を作り上げるまでの話です。
緑茶は現在の煎茶とは違いますが、各地に生産地ができ、それに伴い庶民も日本茶を飲めるようになりました。
明治時代輸出の為現在飲まれている煎茶の製茶法が完成し大々的に輸出がされた時代でした。明治時代の茶業刊行書とともに当時を振り返ってみます。
日本茶が健康飲料と認められ戦時間にも必要品とされました。戦前のお茶の主要科学年表と一緒に振り返ってみます。
現在の茶業界のトレンドとお茶の戦後の主要科学年表と一緒に振り返ってみます。
お茶は大きく発酵の具合によって分けられます。普段なじみのある煎茶、玉露などの位置付けがわかります。
グラフを基に日本茶の生産地と生産量を見ることができます。
手揉み製茶と機械製茶の製茶法を詳しく書いています。
日本茶の審査は滋味、外観、香気、水色によってどのお茶屋さんでも審査されます。その4つの基準を見ていきます。
流通経路の図を基に見ていきます。
現在の消費動向が示され、”日本茶を日本茶専門店で買って頂こう”という日本茶業界のキャンペーンが示されます。
普段聞いたことのない珍しい日本茶が紹介されます。
お茶の香りと味を科学的に分析します。ちなみにお茶の香りを科学的に分析している資料はなかなかないので載せることにしました。お茶の持っている渋味、苦味、旨味のもとになっているカテキン、カフェイン、テアニンやビタミンACEが癌や動脈硬化や心臓病、肝脂肪、細菌、ウイルスにもまたダイエットにもよいと検証されます。
現在売り出し中の茶殻のでないお茶、ノンがら茶(インスタント・ティーや缶ドリンク、ギャバロン茶について書かれています。
冠城園社長、冠城 勲が雑誌Nousに取材されて記事になったのを参照して日本茶の美味しく飲む方法を紹介します。
日本茶産業は貿易によって今日の発達をとげたと言っても過言ではありません。その歴史をまとめています。
日本茶のことを良く知りたい人の為に日本語、それから英語、フランス語の文献も載せています。