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水によってお茶の香りや味が変わります。おいしいお茶をいれるのに、使用する水の水質を意識してみてはいかがでしょう。
水を選ばない深蒸し
通常の煎茶よりも時間をかけて蒸したものが深蒸し茶。香りは少し弱いですが、濃厚なコクがでます。水質が多少劣る場合は深蒸し茶を選ぶとそれなりに味が出てよいでしょう。茶葉が崩れているため抽出時間は約30秒と短めです。
水のいい場合はぜひ若蒸しの煎茶を。香りの高い繊細な味わいを楽しめます。
硬水でまろやかに
一般に海外のミネラルウォーターは硬度が高く日本茶には適しません。が、硬度300程度のヨーロッパ産ミネラルウォーターでいれた緑茶をおいしいとする意見もあります。渋みが出ず、まろやかな味になるのが飲みやすいようです。お茶の渋みが苦手な方は試してみてもよいのでは。
水にひと工夫
ちょっとしたブームにもなった炭の効用。水道水の汲み置きに利用すればカルキ臭が脱臭され、水の浄化にもなります。水の味がクリアになり、お茶も一層おいしくなります。
鉄瓶でお湯を沸かすのもおすすめです。水中に鉄が溶け出して鉄分の摂取につながる上、お湯が冷めにくい点も便利。沸かしてしばらく置けば、玉露や煎茶に適温のお湯を得られます。
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