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食へのこだわりから、お茶をいれるときにもミネラルウォーターを使う人がいます。水の種類によってお茶には適さないこともあるので注意が必要です。
硬水と軟水
ミネラルウォーターはおもに地下水を水源としているので土壌のミネラル分を多く含有しています。水の中のカルシウムとマグネシウムの量を硬度といい、硬度の高い水が硬水、低い水が軟水になります。ミネラルウォーターは輸入物は硬水が多く、国産物はほとんどが軟水です。
お茶に適するのは
お茶には軟水が合うと一般的に言われています。硬水でいれると味と香りが引き立たず、また、茶湯が濁って見た目も劣ります。硬水のミネラルウォーターを使うより水道水の方がおいしくいれられる場合も多いです。ミネラルウォーターを使うなら国産物の方が良いでしょう。成分表示でカルシウム分1?中200r以下が目安です。
水を沸かす
水の沸かし方も大切です。水道水ならカルキ臭を飛ばすため、やかんのふたをあけてよく沸騰させます。一方、沸騰しすぎも問題で、水中の空気の成分が逃げてしまいます。水中に気体を多く含むほど、香りのよいすっきりとした味のお茶をいれることができます。
カルキ臭の特に強い水については、一晩汲み置きをする、浄水装置を利用するなどの工夫をするとよいでしょう。
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