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茶寿を祝う
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八十八夜
茶寿を祝う

長寿のお祝い
身近の大切な方の長生きを祝う習慣を「賀寿祝い」といいます。よく知られている所では「還暦」のお祝い。数えで60歳を迎える時に、赤いちゃんちゃんこ(或いは他の良い物)を贈りますね。70歳が「古希」、77歳が「喜寿」、88歳が「米寿」といくつかあります。

茶寿の意味その変遷
「賀寿祝い」は奈良時代に中国の習慣が取り入れられ、室町の頃におよそ今の形に整いました。当初は「人生50年」と寿命が短く、40歳に始まり10年ごとに祝ったそうです。平均寿命が延びるのとともに変遷が繰り返され、現代では100歳を超えるお祝いもあります。

茶寿は「10+10+88」
「茶」の字が愛らしい「茶寿」は、何歳の長寿を祝うものでしょう?答えは、10+10+88=108歳です。茶の字を分解すると、草冠が旧字で十が二つ、その下の部分が八十八となります。108歳とは、まさに長寿のお祝いですが、お茶のイメージにぴったりです。多くの薬効を持つ緑茶を習慣的に飲めば、「茶寿」だって迎えられるという気持ちになりますね。

お茶をお祝いに
「茶寿」に限らず、「賀寿祝い」の贈り物にはお茶がおすすめです。とっておきの一品を選び、「これを飲んで、茶寿まで長生きして下さい」というメッセージをこめましょう。祝うのは誕生日か年の初め、敬老の日などで、「御祝」か「寿」ののしをかけます。
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